初めに
こんにちは😄2匹のミニチュアダックスの女の子と共働き夫婦で暮らしているカレシエです😁
今回は毎年この時期ワンちゃん、ネコちゃんが家族にいる方は受けている混合ワクチン接種のワンちゃんが受ける混合ワクチンについて紹介します💉
混合ワクチンとは
ワンちゃん同士、猫ちゃん同士でうつる伝染病のうちワクチン接種する事で予防出来る複数の病気を1本の注射でまとめて予防する為のワクチンです。
⚠️狂犬病予防ワクチンとは別❗️
また、混合ワクチンと狂犬病ワクチンとの間は4週間以上間隔を空ける必要があります☝️
狂犬病ワクチンは法律で義務付けられているけど、混合ワクチンは法律での義務付けはされていません。
だけど、伝染病は日本国内で普通に発生しているものなので、接種して予防しておいた方が良いですよというものです。
ワクチンにはコアワクチンとノンコアワクチンがあります。
コアワクチンとは
ワクチンの対象になるすべての動物が接種すべきワクチン。コアワクチンに含まれる病原体は全世界で見られ、感染すると命に関わることがあります。
ワンコでは
・犬ジステンパーウイルス感染症…発熱、くしゃみや鼻水、咳などの呼吸器症状、下痢や嘔吐、食欲不振などの消化器症状。進行してウイルスが脳内に侵入してジステンパー脳炎を起こすと痙攣発作や震え、麻痺などの症状が出ます。
・犬パルボウイルス感染症…子犬が感染すると激しい嘔吐や血便が出る消化器症状と、白血球の減少が起こる腸炎型と心筋細胞に感染して心筋炎を起こすこともある心筋型があります。
・犬伝染性肝炎…軽症では鼻水、流涙、発熱が見られるのみだけど、重症になると肝炎を起こして、肝臓機能低下によって出血しやすくなったり、肝性脳症や低血糖による痙攣発作や昏睡などの神経症状が現れたりします。
・犬アデノウイルス2型感染症…犬伝染性喉頭気管炎とも言います。単独では病原性は弱いけど、細菌やウイルスとの混合感染によって症状が重くなります。短い乾いた咳や膿性の鼻汁の症状があって、重症になると肺炎を起こすこともある。ケンネルコフの原因の1つです。
私も母ちゃん達のお家に来てちょっと経った頃にケンネルコフにかかったんだよねー
ノンコアワクチンとは
感染するリスクがある個体のみ接種する事をオススメするワクチンです。
ワンコでは
・犬パラインフルエンザウイルス感染症…犬の伝染性気管支炎(ケンネルコフ)の主要な病原体のひとつです。単独での病原性は弱いけど、他ウイルスや細菌との混合感染によって重症化します。症状は、くしゃみ、鼻水。重症化すると肺炎を起こします。
・犬コロナウイルス感染症…パルボウイルスとの混合感染や細菌の二次感染によって重症化します。下痢、嘔吐が主な症状。子犬は重篤化しやすいため要注意‼️
・犬レプトスピラ感染症…レプトスピラはほとんどの哺乳類が感染する可能性がある細菌です。特にげっ歯類は高い割合で保菌していると言われています。人にも感染する「人獣共通感染症」*げっ歯類→別名ネズミ目。ネズミ・リス・ヤマアラシなどのこと。
6種、8種、10種共通の成分
犬ジステンパーウイルス
犬伝染性肝炎
犬アデノウイルス2型
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
8種、10種プラス
レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー)
レプトスピラ感染症(カニコーラ)
10種プラス
レプトスピラ感染症(グリッポチフォーサ)
レプトスピラ感染症(ポテナ)
混合ワクチンを接種するタイミング
移行抗体とは
移行抗体とは産まれた後の母犬からの初めての乳に含まれる抗体のことを言い、子犬の感染予防に非常に役に立つものではあるけど、ワクチンの効果を抑えてしまう作用もあります。
移行抗体の影響がいつまで残るかはそれぞれ個体差があります。早い時期になくなる子もいれば16週くらいまで残る子もいます。
ワクチン接種のタイミング
最初のワクチンは6〜8週で開始し、16週以上になるまで2〜4週ごとに接種する事が世界では推奨されています。
その後は生後半年または1歳に一回接種します。
その後はコアワクチンは3年に1回、ノンコアワクチンは1年に1回の接種が推奨されていますが、日本ではワクチンが分かれていないのがほとんどなため、1年に1回の接種になります。
副反応
人間と同じ、副反応が出るワンコもいます。
接種後1時間以内に、ぐったりする、チアノーゼ(口の粘膜の色が真っ白になる事)になる、吐くなどのショック症状を出す「アナフィラキシーショック」は重大な副反応なので、すぐに病院へ連れていく必要があります。
接種後数時間後に顔が腫れたり痒みが出たりする事もありますが、比較的多く見られる副反応なので、症状が治まってこれば心配ありませんが、パグなどの短頭種の子は呼吸困難になって、危険な状態になる可能性もあるため要注意です❗️
嘔吐や下痢、食欲や元気のなさ、接種箇所の腫れや痛みの症状が出る場合もあります。
その時はかかりつけの病院に相談しましょう。
最後に
我が子を守るのは飼い主の義務です。
法律で定められていないとは言え、病気にかからないようワクチンを接種する事は大切な事です。ワクチン接種して楽しくお出掛けしましょう٩(>ω<*)و
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